2006年 01月 07日
一難去って……。 |
ペレ・セイカーのカスケードは適正フライング・ウエイトがいまだつかめないため、
基本的に「気持ち高め」で飛ばしていました。
しかし、カスケードは神経質な個体であるため、
高めの体重が災いすることがいくつもありました。
・フードを外してスリップさせると、一目散に遥か彼方にぶっ飛ぶ……
・なかなかファルコナーの頭上に来ない……
・鉄塔に止まってしまう……
・獲物を掴んだ際、ファルコナーの接近を嫌う&持ち逃げしようとする……
まったく、悪癖のオン・パレードです。
昨日のトレーニングはそのほとんどが重なってしまいました。
スリップさせると「ぶっ飛び」はしないものの、
なかなかファルコナーの頭上に来ないで、
延々とフラフラと飛んでいました。
このタイミングで「飛ぶのが速いハトを飛ばす」という方法もありますが、
今日はハトを持っておらず。
やがて疲れたカスケードは鉄塔に止まってしまいました。
それを目ざとく見つけたカラスのちょっかいが始まります。
ただ幸い、カラスの数も少なく、
偶然それを嫌ってこちらに飛んできたのでルアーを振り、
それをキャッチさせました。
しかし、慎重に据え上げに向かったつもりなのに、
神経が過敏になっているカスケードはルアーをラインとスティックを引きずりながら、
200mほど先に持ち運んでしまいました。
呼吸を整えたカスケードが、
ルアーに付いたエサを食べようとすると、
まずは野生のチョウゲンボウの威嚇。
続いて、ペレグリンの急降下襲撃。
そして、とどめは大きなトビの牽制……。
このままトビに絡まれては、きっとロストしてしまう……
と、焦りながらダッシュでカスケードのところまで近寄り、
なんとかトビを追い払って据え上げに成功しました。
ここまで嫌な事が重なるとやる気がなくなりそうなものですが、
「改善すべき点」については自分でも気付いています。
今後はひとつひとつ絡まった紐をほどくように、
欠点を修正しながら、
ハンティングに向けて仕上げていこうと思います。
by af-outfitters
| 2006-01-07 20:20
| トレーニング