2004年 12月 28日
モヌケノカラ |
本日もイラストレーターの藤田さんと一緒に昨日のフィールドへ。
正確にいうと、そこを攻めるのは今日で三日目になります。
やや風が強いことを計算し、
スケア・クロウをスリップさせる位置を確認します。
キジの潜んでいるボサよりも200mほど風上でフードを外すと、
スケア・クロウはあたりを軽く見回してスタート。
藤田さんもそれを合図にボサに向かって歩いていきます。
若干風に流されながらもグングン高度を上げ、
約1分ほどの旋回飛行でおよそ120mの高さで計算通りの位置でウェイト・オン。
それを確認した藤田さんは歩くスピードを速めてボサに入っていきました。
しかし、バシバシとボサを叩くも、キジが飛び立つ気配はなし。
次のボサに入ってみても結果は同様でした。
その間、遥か上空で獲物が飛び立つ瞬間を待っていたスケア・クロウ。
時間にして3分以上は上空に待機していたと思います。
これ以上はキジが出ることは期待できなかったので、
シャウトとともにハトを放り投げました。
風下に向かって地面スレスレに飛んでいくハト。
そのハトが地面に降りてしまう寸前に、
「白い矢」となって上空より放たれたスケア・クロウが鋭く射抜きました。
「ボコッ」という鈍い音と舞い上がる土埃……
その瞬間、
スケア・クロウのハンティング・スキルが日々上昇しているのを実感しました。
いやぁ、当たり前ですがなかなか捕れないものです。
ただ、近いうちに猛禽屋さんの藤田さんがフィールドを案内してくれる、とのこと。
藤田さんをはじめ、WFCの皆さんは「鷹狩り」に精通しているので、
色々と勉強させてもらうつもりです。
by af-outfitters
| 2004-12-28 20:53
| トレーニング