2005年 04月 16日
フクロウの放鳥 |
昨日、フクロウの放鳥に同行してきました。
怪我をして運び込まれた個体の傷を癒し、
いよいよ飛べるような状態まで回復したので放鳥、となったわけです。
このフクロウの世話をしたのは、
『3人目のファルコノイド、チョウゲンつかいのK』さんです。
彼女はAHT(アニマル・ヘルス・テクニシャン)、アニマル・キーパーとして
動物病院で働き、傷病野生鳥獣の世話もしながら、
「猛禽類のリハビリテイター」を目指して日夜頑張っています。
傷病野生鳥獣のリハビリをして、放鳥……
というのは一筋縄ではいかなく、大変なことも色々あるでしょう。
だけど、「放鳥」に立ち会っただけの僕でも、
達成感というかやりがいというか、
とても清々しい気持ちになれました。
この「瞬間」があるから、
大変なこともやり続けることができるんでしょうね。
ファルコナーになりたいわけではないけれど、
「ファルコンリーの技術」をリハビリに生かしたい……
とチョウゲンボウのトレーニングをしているKさん。
我々ファルコナーにはファルコンリーの技術の伝承だけでなく、
もっともっと「やれること」「やるべきこと」があるのでは……
なんてことを考えてしまいました。
by af-outfitters
| 2005-04-16 16:07