2005年 01月 12日
ニアミス |
強風やら雑用やらで、
3日間ほど飛ばすことのできなかったスケア・クロウ。
コブシの上で餌を与えてもフラストレーションが溜まりまくりで、
フードを被せようとしてもイライラしてうまく被せることができません。
そんなスケア・クロウをなだめるためにも、
「ちょっと風があるな……」と思ったけれどフィールドへ。
近場のトレーニング・フィールドでもよかったのですが、
農作業をしている人が多すぎて、
仕方なくいつもキジを追わせているフィールドへ向かいました。
今日はロストするリスクのあるハンティングをする気はまったくなく、
「いい位置に上がったらハトを蹴らせよう」くらいの軽い気持ち……。
フィストからスリップさせると1分ほどで120mくらいの高さへと到達しました。
「せっかく来たんだから……」
と、軽くボサを叩きながらスケア・クロウを上空に引き連れて、
しばらく歩いていました。
田んぼ2枚分ほどのボサを叩くも「やっぱり」キジは出ず、
タイミングを見計らってシャウトとともにハトを上空へとサーブ。
と同時に空中で体をひねり、
ハトへとストゥープを開始……。
その瞬間、「ゴトゴト」と大きな羽音と鳴き声をあげながら、
オスキジが飛び出しました。
タイミングとしては最高だったのですが、
いかんせん、スケア・クロウはハトをロック・オンしているために軌道修正がきかず、
上空に飛び上がったハトに強力なキックを一閃。
そして、はるか遠くに消えていくキジ……。
ボサの端っこまで叩いたつもりでしたが、
キジは端の端にいてギリギリまで飛び出すのを我慢していたようです。
僕自身、ハンティングの経験が乏しいため、
フィールドでは分からないことだらけです。
スケア・クロウだけじゃなく、
僕自身もまだまだフィールドにて学ぶべきことがたくさんあることを実感しました。
by af-outfitters
| 2005-01-12 14:08
| トレーニング